Soundcraft Ui24R ワイヤレス操作が出来るミキサー
ワイヤレス操作が出来るミキサーが便利なのではないかと考えて、調べていた。
ブラウザーで操作ができる点で、陳腐化する可能性が低いと考えて、Soundcraft Ui24Rを購入したが、癖があるので、少しずつまとめていく。
購入したもの
Soundcraft Ui24R
ラックケース CPA04S
Soundcraft Ui24Rはラックに収める前提でデザインされている。持ち運びをするためにも、ラックケースを購入した方が運用がしやすい。
Soundcraft Ui24Rは4Uの幅を使うので、このケースにジャストフィットする。
マニュアル
サウンドハウス様で日本語マニュアルが置いてある。
扱い辛い点
ワイヤレスで音が出るわけではない
完全に私の勘違いなのだが、ワイヤレスで操作できるからと言って、ワイヤレスで音が出るわけではない。
下記のようなワイヤレスモニタリング用の送受信機が必要となる。
こういうものを使えば、ワイヤレスでのミキサーの調整が出来るようになるため、私のような使い方であっても、離れた位置でのマイキングの調整などが出来るようになり、重宝する。
録音時にメモリーを選ぶ
録音時にメモリーを選ぶようだ。
転送速度25Mbps以上のメモリーを推奨しているが、演奏会中にバッファーエラーが起きたことがあった。
全領域でこの速度を維持できるメモリーである必要があるのに加えて、対応フォーマットがFAT32のみ、といった古い規格の物にしか対応しない。
FAT32は32GBまでしか対応していない。USBメモリーをFAT32でフォーマットすればSoundcraft Ui24Rで認識するが、無駄にする部分が多いだろう。
使えなかったメモリー
速度的に十分だと思い購入したこちらのメモリーでは、バッファーエラー(転送速度不足)が出た。
推奨の2倍程度の速度が出ているが、6chの録音でバッファエラーが生じた。
使用しているメモリー
動画撮影用のメモリーを使用してみたところ、全くバッファーが溜まることなく使用できている。完全にオーバースペックではあるが、速度さえ確保できる物を使えば、問題なく記録できることが分かる。
適当なケーブルを使用しても、これだけの速度が出る。安定して録音が出来る。
タッチパネルディスプレイ
Soundcraft Ui24RはWifiや有線LANで接続したPCやタブレットで動作させれるほかに、タッチパネルディスプレイを接続して、直接動作させることができる。
サウンドハウス様の日本語マニュアルに、確認されたディスプレイの記載がある。
なお、HDMIでの出力時には、大画面表示(BIG DESKTOP MODE)での表示はできない。
LCD-MF224FDB
Soundcraft Ui24Rのデモ用に使用されたというサイトを見た。
kksmart タッチ機能 モバイルディスプレイ 15.6インチ
この商品を購入したところ、タッチパネルの動作を認識した。自立スタンドがついているため、画面をタッチしても安定して使用できる。
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