ワイヤレス操作が出来るミキサー(調査)
ライブや演奏会の録画・録音をしているが、マイクのセッティングでの録音の変化を確認したくなる。
ワイヤレスでミキサーの操作が出来るのならば、マイクの置き方を調整しながら音のバランスを整えることができるようになるはず。
というわけで、ワイヤレス操作が可能なミキサーを調べてみた。
ZOOM livetrak L-20 L-20R
私が現在使っているZOOM livetrak L-12の上位機種。専用アプリを使用することで、ipadでミキシングができるようになる。
フェーダーが付いているL-20と、フェーダーが無い分コンパクトなL-20Rとの2機種が展開されている。フェーダーがないL-20Rでもノブはついているので、本体だけで最低限の調整ができるようになっている。
また、Livetrak L-12はコンプレッサーをかけた後の音声が録音されるのに対して、L-20シリーズは原音が録音される等、細かい部分で上位機能が盛り込まれている。
なお、アウトプットは4chと、全てのチャネルが独立してアウトプットされない。
Soundcraft Ui24R
いろいろ割り切った作りになっているデジタルミキサー。
各チャネルのフェーダーはおろかノブもなく、オンラインでの操作前提となっている。
操作はWi-Fiや有線LANで接続されたデバイスのブラウザ場で行う仕組みとなっている。ブラウザを持つデバイスならば操作出来るため、少々型落ちのタブレットであろうと操作出来ると考えられる。
アプリの開発が終わっていたとしても使用できると考えると安心できる。
Ui16はステレオアウト、上位のUi24Rはマルチチャネルアウトとなっている点や、録音できるフォーマットが豊富になっており、音質的にも上位のマイクプリアンプを搭載しているようだ。
本体はそこそこ発熱があるようで、ファンの周りは塞がないように気をつけるべき、とのこと。
Soundcraft Ui24R の公式サイトのリンクを貼っておく。
説明書のリンクを貼っておく
BEHRINGER X AIR XR18
iPadやAndroid上でアプリで操作出来る。
本体にチャネル毎のフェーダーやノブはない。アプリでの操作が前提だと思った方がいい。
アプリ内で豊富なエフェクターを内蔵している。
XR16まではステレオアウト、XR18からマルチアウトとなる。
まとめ
ワイヤレス操作が出来るミキサーについて調べたところ、上記の3機種が検索に引っかかった。
ZOOM livetrak L-20Rはコンパクトで各チャネルのノブも付いている。本体のみで操作ができる点を考えると、ZOOM livetrak L-20が安心して使えるように思う。ただし、アウトプットが4chである点、拡張性は限られるかもしれない。
Soundcraft Ui24Rは、ブラウザ上で動作する点、アプリが開発中止や配信が終わってしまっても使えると考えると、将来に渡り安心して使用できそうだ。マルチチャネルのアウトプットができる点も含め、非常に使い勝手が良さそうだ。
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