Atem mini ProをUSB Type-Cで駆動させる
小型かつ高性能なビデオスイッチャーAtem mini Proを使用している。
Atem mini Proはコンセントに専用のDCアダプタをさして使用するのだが、配線の取り回しを考えると、USB Type-Cからの給電で駆動できれば非常にありがたい。
というわけで、USB Type-Cのケーブルを試してみた。
Atem mini Proの電源端子のサイズや電圧
Atem mini Proの電源ケーブルは、内径2.5mm程度、外形5.5mm程度であった。
また、供給されている電圧は12V。仕様には9V~20Vで動作と書いてあるが、DCアダプタの電圧に合わせたほうが無難であろう。
準備したケーブル
Amazonで下記のケーブルを購入した。
外形は5.5mm、内径は2.3mmと2.5mmの兼用となっている。
電圧は12Vで、電流5Aまで対応と書かれている。
USB Type-C端子に「12V 5A」と仕様が書かれているのはありがたい。同じような形状のケーブルが増えた時に、間違ったケーブルを使って機器を壊す危険性が減るだろう。
動作結果
使用したUSB充電器は下記の通り。
Anker製の「PowerPort-Atom-PD2」という商品だ。
これを用いれば、Atem mini Proが駆動することを確認した。
一方、PD対応の液晶モニターのUSB Type-Cポートからは駆動できなかった。
これは、液晶モニターのUSB Type-Cが12V給電に対応していなかったためと考えられる。
まとめ
Atem mini ProがUSB Type-Cポートからの給電で駆動できることを確認した。
これによって、ケーブルの取り回しの自由度が上がる他、モバイルバッテリーでの駆動も期待できる。
このケーブル自身、12V5Aまで対応しているため、上位機種であるATEM Mini Extremeシリーズでの使用も可能かもしれない。
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