Atem mini Proの音声のノイズカット
映像の録画・配信を行うにあたって、Atem miniシリーズというビデオスイッチャーがかなり使い勝手がいい。
とはいえ、映像配信機能がメインであるためか、LINE入力した音声には少なからずノイズが乗ってしまう。
今回はノイズ対策を行ったので、その紹介を行う。
使用機器
Atem mini Pro
現在使用しているのは、Atem mini Pro。いわずと知れたBlackmagic Design社のビデオスイッチャーだ。
Zoom LiveTrak L-8
音声はZoom LiveTrak L-8を使い、ミキシングしてからAtem mini Proに出力している。
Atem mini ProのMic端子に入力する形。
大前提:Atem mini Proのオーディオ設定
Atem mini Proのアナログオーディオ入力端子は、標準では「マイク+プラグインパワー」が選択されている。
この状態でライン入力をしてしまうと、盛大にノイズが載ってしまう。
Atem mini Proは配信しながら音声の確認ができないので、自分ではノイズが載っているのがわからないという、とても残念な状態になってしまう。
設定方法は簡単。下記に設定方法を書いておいたので参考にしてほしい。
これで聞いていて辛いということはなくなる。とはいえ、ホワイトノイズがゼロにはならない。
ホワイトノイズ削減方法
ノイズアイソレーター
ホワイトノイズの原因の一つとして、グランドループが考えられる。
グランドループとは、電子機器をコンセントにつないだ時にちょっとした電気の状態の差で発生する厄介なノイズだ。
今回の接続では、Zoom LiveTrak L-8とAtem mini ProとをLINE入力で接続しているわけだが、この時の信号にZoom LiveTrak L-8とAtem mini Proとの電気の状態の差がノイズがのっかってくる。
これを解決するためには、LINE入力を一度電気的に離してあげればいい。
というの商品がこれ、ノイズアイソレーター。
私の購入した商品は在庫切れとなっているが、同様の商品は無数にある。
使用方法
アマゾンで1,500円程度で購入できたが、効果は絶大!
Atem miniシリーズでは「MIC」端子に入力しているLINEケーブルの間に、このノイズアイソレーターを挿入するだけで、ノイズが激減する。
まとめ
これを挿入するだけで、ホワイトノイズやハムノイズを大幅に削減できた。
ATEM mini シリーズの音声をLINE入力で入力している場合、安価で改善できるので、一度試してみてはいかがだろうか。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません