OSB Studio とiZotope RX10について

配信でOBS Studioを使ってノイズ除去にRX10を検討している方は、気をつけて欲しい。

ノイズ対策について

ライブ配信をするにあたって、カメラからの映像はHDMIケーブルでAtem mini Extreme ISOに、音声は、マイクで拾った音声をミキサーを通してから、Atem mini Extreso ISOに入れている。

以前の記事にも記載したが、何もせずにAtem miniシリーズのマイク端子に音声を入れるとノイズがひどい。アイソレータをかますことによって、多少マシにはなるものの、やはりノイズは乗ってしまう。

そこで、配信時にはAtem miniシリーズとPCとを繋ぎ、OBS Studioでフィルターを噛ませてから配信をしている。

こうすることによって、音声のノイズが驚くほどカットされる。

iZotope RXシリーズ

基本私が使っているのは、iZotope RXシリーズだ。プラグインだけであれば、セール時に数千円で買えることもあり、非常にリーズナブルだ。

演奏会前に無音をもらってラーニングさせてあげれば、PCのCPU使用率もあまり上がらずにノイズをカットして配信できる。

先日、iZotope RXシリーズがアップデートし、RX10が発売されている。

喜び勇んで購入したものの、OBS Studioにプラグインが上がって来ない。

RX10は、OBS Studioが対応しているプラグイン形式VTS 2.xに対応していないらしい。

https://www.izotope.jp/jp/products/rx-10/

まとめ

配信でOBS Studioを使って、RX10導入を検討している方は気をつけてほしい。

RX10のプラグインは現状VST3で作成されているのに対して、OBS StudioはVST3に対応していない。

ノイズ除去でプラグインを使いたいのであれば、RX9以前のものを使用する必要がある。

使用している機器

この記事で出てくる機材について、リンクを貼っておく。

アプリiZotope,RX10

Posted by 好田 慎一